こんにちは、CHIMED横川です!
今年も残り3日となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?広島ではインフルエンザが流行っているようなので、みなさん気をつけてくださいね。
さて今回は、利用者さんも悩むことが多い「障害を開示するオープン就労」と「開示しないクローズ就労」のそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。また特例子会社で働くという選択肢や、障害者トライアル雇用についても触れていきます。
就労移行支援に興味はあるけれど迷っている方、これから利用を検討されている方の参考になれば幸いです。
就労移行支援を利用開始
就労移行支援の利用を開始し、次の就職に向けて動き出したとき、どのような働き方が自分に合っているのかを考え、選択することが大切です。就労移行支援の利用者さんの中には、障害者手帳を持っていない方もいますので、クローズで就職するか、それとも手帳を取得してオープンで就職するかの選択肢があります。どちらを選ぶにせよ、メリット・デメリットがありますので、よく考えて選択してください。
■オープン・クローズで働くメリット・デメリット
オープン(障害を開示)で働くメリット・デメリット
【メリット】
– 企業に自身の障害や特性を伝え、配慮を受けることができる
– 仕事の時間や量を企業に相談できる
– 通院がしやすくなる
– 不安や問題があったときに、企業と本人の間で支援が受けられる
【デメリット】
– 求人の数が少ない
– 比較的給料が安い、上がりにくい
クローズ(障害を開示しない)で働くメリット・デメリット
【メリット】
– 求人の数が多い
– 比較的給料が高い、上がりやすい
– 周りからの偏見がない
– 色々な仕事を任されやすくなる
【デメリット】
– 会社が障害を理解してくれない
– 通院がしにくい
– 仕事の成果や残業など、一般の人と同様に求められる
– 障害を他の人に知られるのではないかと不安になる
– 不安や問題があったときに、自分で解決しなければならない
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った働き方を選ぶことが大切です。CHIMED横川では、一人ひとりの目標や困りごとに合わせて、一緒に考えていきます。
■障害を開示することで活用できる制度
特例子会社(特例子会社制度)で働く
特例子会社は、障害のある方の雇用機会を確保するために設立された会社です。中規模〜大規模の企業が多く持っており、障害のある方に配慮された職場環境で働くことができます。個々の能力を発揮する機会が確保されます。
私たちが以前支援させていただいた方のなかにも特例子会社でお勤めの方々がいますが、同じように障害のある方々と協力しながら仕事をし、安心して働く環境で就労を継続されています。
参考資料:https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/shougaisha/dl/07.pdf
障害者トライアル雇用で職場とのミスマッチを防ぐ
障害者トライアル雇用とは、約3~6か月間の試行雇用を通じて、企業との間で相互理解を深め、お互いの不安を解消することで、障害のある方の継続雇用をめざす制度です。労働者と企業がお互いを理解した上で無期雇用に移行することで、ミスマッチを防ぐことができます。
※企業や自治体により利用できる場合・できない場合があります
参考資料:https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000103780.pdf
CHIMED横川では、障害を開示する場合もしない場合も、精一杯サポートさせていただきます。来年もさまざまな訓練・支援を行っていきますので、体験や見学をご希望の方はお気軽にご連絡ください。
※年末年始は12/29~1/3までお休みとなっております。新年は1/4から開所しておりますのでお問い合わせの際はお気をつけください。
お問い合わせ先電話番号:082-961-5518
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