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感染症対策の基本と現場での対応を学ぶ

― 株式会社muutos 3事業所合同研修レポート ―

5月16日、株式会社muutosの3事業所(CHIMED含む)にて、感染症対策に関する合同研修を実施しました。

今回の研修では、訪問看護ステーション パンダケアの看護師・竹内美菜さんを講師にお招きし、これからの季節に備えた感染症・食中毒への対応について学びました。


感染症や食中毒が増える季節に備えて

気温や湿度が高くなるこれからの季節は、感染症や食中毒のリスクが高まる時期です。
支援現場においても、利用者様の健康と安心を守るためには、スタッフ一人ひとりの正しい知識と対応力が求められます。

今回の研修は、そうしたリスクに備え、実践的かつ基礎から学べる内容となりました。

 

看護師から学ぶ現場目線の対策ポイント

竹内さんの講義では、以下のような内容を中心にお話いただきました。

■ 感染症・食中毒の基礎知識

  • ノロウイルス、O157、カンピロバクターなどの特徴

  • 潜伏期間や感染経路(飛沫・接触・経口)

  • 感染が疑われる際の初動対応

■ 嘔吐・下痢時の具体的な対処法

  • 初期対応の流れ(マスク・手袋・消毒の方法)

  • 二次感染を防ぐための処理手順

  • 消毒には次亜塩素酸ナトリウムが有効であること

■ 現場で大切にしたい日常的な工夫

  • 「あれ?」と感じた時にすぐ声をかけること

  • 手洗い・換気の徹底と声かけ

  • 判断に迷った時の相談・記録の重要性

**「特別なことではなく、日々の小さな行動が感染症対策になる」**という言葉が、参加者の印象に残る学びとなりました。


意見交換を通して深まる実践力

研修の後半では、ケーススタディやグループワークを実施。
「利用者が突然嘔吐した場合、どう動く?」「マスクを嫌がる方への対応は?」など、実際に起こり得るシーンを想定しながら、スタッフ同士で意見交換を行いました。

他事業所のスタッフと交流しながら考えることで、自分の支援を振り返る良い機会にもなりました。


学びを明日からの支援に活かして

感染症対策は一度学んで終わりではなく、継続的な意識と習慣化が何よりも大切です。
今回の研修で得た学びを、さっそく明日からの支援に活かしていきます。

利用者様にとって安心できる環境づくりを、スタッフ一丸となって取り組んでまいります。


今後も、学びの機会を大切に

実践に直結する、学び多き時間を提供してくださったパンダケアの竹内さん、ありがとうございました。
今後も、こうした学びの機会を通じて、スタッフの成長と支援の質の向上を目指していきます。

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