こんにちは、CHIMED横川です。
2025年7月3日(木)、広島市総合福祉センターにて行われた
**障害者職業能力開発講座「働きながら治療するHIV/AIDSの今」**に参加しました。
この講座は、HIV/AIDSに関する最新の医療知識や、支援者としての正しい理解を深めることを目的とした研修で、医療・福祉の現場に関わる多くの支援者が参加されていました。
◆ 講師紹介
広島大学病院 エイズ医療対策室長 医師 藤井 輝久 先生
ソーシャルワーカー 重信 英子 先生
◆ 学んだこと・印象に残った内容
本研修では、HIV/AIDSについての医療の進歩とともに、就労や社会参加を考えるうえで支援者が知っておくべきポイントについて、実例を交えてお話しいただきました。
特に印象的だったのは、以下のような内容です。
HIVは日常生活で感染しないという事実
適切な治療により、ウイルス量が「検出限界以下」となり、**他者に感染しない(U=U)**ということ
誤解や偏見が当事者の不安を増幅させてしまうこと
◆ 私たちができること
研修を通して感じたのは、
**「正しい知識を身につけることが、支援の第一歩になる」**ということでした。
HIVという言葉には、いまだに“なんとなく不安”“感染するかもしれない”というイメージがつきまといがちです。
しかし実際は、医療が大きく進歩しており、治療を続けながら社会で働くことが十分に可能な時代です。
支援者だけでなく、社会全体が
「知ろうとすること」「変わろうとすること」
この姿勢が、当事者にとっての安心や希望につながるのだと強く感じました。
◆ CHIMEDとして
CHIMED横川では、就労支援に関わる一員として、
これからもこうした学びの機会を大切にし、
誰もが“自分らしく働く”ことを考えられる環境づくりに取り組んでまいります。
📌ブログを読んで「もっと知りたい」と思われた方は、お気軽に見学や相談にもお越しください。