七夕の行事食


7月7日は「七夕」です。 七夕は桃の節句や端午の節句と同じ五節句の一つ。この五節句にはそれぞれ行事食というものがあり、ひな祭りにはあられ、こどもの日には柏餅やちまきなどが食べられています。 では、七夕の節句の行事食は何かご存知ですか? 実は「そうめん」なんです。七夕にそうめんを食べるようになったのは、中国のある伝説に基づいているという説があります。 とある昔、7月7日に亡くなった皇帝の子どもが、たたりとなって町全体に病気を流行らせました。 この事態を解決すべく、その子どもが好物だった索餅(さくべい)を供えました。 ※索餅とは、縄のように編んだ小麦のお菓子。 すると怒りは鎮まり、町にも平穏な日々が戻りました。 ここから、7月7日に索餅を食べると1年間病気をせずに暮らせるということで、七夕の行事食になりました。 今年の七夕は短冊でお願いごとを書くだけでなく、そうめんを食べて無病息災を願ってみてはいかがでしょうか。

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