5月の第二日曜日は母の日です。母の日の起源をご存じでしょうか?
起源となったのは1870年代、南北戦争終結直後のできごと。
「母の友情の日」と称して地域の女性たちを結束させ、敵味方問わず負傷兵たちの治療を行い、かつての敵同士だった人々を結びつけるために奔走したアン・ジャービスという女性がいました。
アン・ジャービスの死後、娘のアンナ・ジャービスが亡き母をしのぶ記念会を開き、集まった人に母の好きだった白いカーネーションを配ったのが始まりとされています。
その後、アンナ・ジャービスが全国的な祝日として母の日を制定するために活動しました。
企業がマーケティング活動として記念日を創立する説はよく聞きますが、母の日に関してはとてもピュアな成り立ちなのが分かります。
母を想う子の気持ちは年代や国籍を問わず…なのですね。そんなことを思いながら、今年はカーネーションを買ってみようと思います。