スタッフ視点で見る就労支援のリアル1日|支援現場の流れと利用者の変化
就労支援に興味はあるけれど、
「実際にはどんな1日を過ごすのか分からない」
「自分に通えるか不安」
そう感じている方は少なくありません。
この記事では、就労継続支援B型事業所Lookのスタッフ視点から、
支援現場のリアルな1日の流れと、日々感じている利用者さんの変化についてご紹介します。
見学前・利用検討中の方や、ご家族の方にも参考になる内容です。
就労支援の1日はどう始まる?【朝の様子】
Lookの1日は、決まった「型」から始まるわけではありません。
利用者さん一人ひとりの体調や状況に合わせて、無理のないスタートを大切にしています。
通所時間も人それぞれ。
到着後はまず、スタッフが声をかけながら体調や気分を確認します。
「今日は眠れましたか?」
「少し疲れていそうですね」
こうした何気ない会話から、その日の支援の組み立てが始まります。
頑張らせることより、整えることがLookの支援の基本です。
午前中の支援内容|利用者それぞれのペースで
午前中は、比較的集中しやすい時間帯です。
Lookでは、利用者さんの特性や得意・不得意に合わせて、作業内容を調整しています。
同じ空間で作業をしていても、
・作業量
・スピード
・関わり方
は人それぞれ。
「今日はここまでできたらOK」
「途中で休憩を挟みましょう」
集団の場ではありますが、実際の支援はとても個別的です。
周囲と比べる必要はありません。
スタッフが大切にしている関わり方
Lookの支援で、スタッフが特に意識しているのは
「指示する」より「伴走する」ことです。
できなかったことを責めるのではなく、
なぜ難しかったのかを一緒に考えます。
・集中が切れていた
・体調が万全ではなかった
・環境が合っていなかった
理由が分かれば、次にどうするかが見えてきます。
小さな「できた」を見逃さず、
利用者さん自身が「自分にもできる」と感じられる関わりを心がけています。
お昼休憩と午後の過ごし方
お昼休憩は、作業から少し離れて気持ちを切り替える時間です。
静かに過ごす方、スタッフや他の利用者さんと会話を楽しむ方など、過ごし方は自由です。
午後は、午前中よりも負担の少ない作業や、整理・振り返りの時間になることが多くなります。
疲れが出やすい時間帯だからこそ、
「今日はここまでで終わりにしましょう」
という判断をすることも珍しくありません。
続けられることを何より大切にしています。
1日の終わりに行う振り返り
帰る前には、その日の振り返りを行います。
・今日できたこと
・少し難しかったこと
・次回に向けての目標
内容はシンプルですが、この積み重ねが大きな意味を持ちます。
「前より集中できましたね」
「今日は途中で切り替えられましたね」
スタッフからの言葉が、利用者さんの自信につながっていきます。
スタッフから見た「利用者の変化」
支援を続ける中で、私たちスタッフが一番うれしく感じるのは、
利用者さんの表情や行動の変化です。
・最初は挨拶が小さかった方が、自然に声を出せるようになった
・通所が不安だった方が、安定して来られるようになった
・「できない」が口癖だった方が、「やってみます」と言えるようになった
大きな変化ではないかもしれません。
でも、確実に前に進んでいるサインです。
就労支援が初めての方へ【よくある不安】
毎日通えなくても大丈夫ですか?
→ 大丈夫です。体調や状況に合わせて調整します。
体調が悪い日はどうなりますか?
→ 無理はせず、相談しながら判断します。
人と話すのが苦手でも利用できますか?
→ 問題ありません。静かに過ごす方も多くいます。
Lookは、「できる人が集まる場所」ではありません。
これから整えていきたい人のための場所です。
就労支援は「頑張らせる場所」ではありません
就労継続支援B型Lookは、
利用者さん一人ひとりのペースを尊重しながら、
「働くこと」や「社会とのつながり」を少しずつ整えていく場所です。
少しでも気になった方は、
見学や相談からでも構いません。
実際の雰囲気を見て、感じてから考えていただければと思います。
コメント